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マイケル・ジャクソンに想う

もっと幸せになって然るべき人だったのだと思う。
逸脱したダンスセンスと斬新な音楽。
その生涯のほとんどを芸能界という特異な世界で過ごし、駆け抜け、そうして逝った人…。

マイケル・ジャクソン 享年50歳。

私自身がその存在を意識したのは、'80年代前半「スリラー」のころ。
多くのファンはジャクソン5の時代からマイケルを知っていたというから、遅い方なのかもしれない。
彼のダンスはめちゃくちゃカッコよくって、リズム感、音感ともにともかく素晴らしくて、そのPVが流れるたびに画面に釘付けになった。

今、正に、リアルタイムでその画面を観ている。
そして、私は驚く。
どこまでも彼はCoolで新しい。
そう、今観ても、ダンスも歌も、半端なく斬新なのだ。

努力と才能、そして成し得た巨額の富。
そんな彼の周囲には、いつも何かしら思惑を持った人が影を潜めていたのだろう。

ムーンウォークで一世を風靡した「Billie Jean」の中で、彼自身が語っている。

 People always told me be careful of what you do
 And don't go around breaking young girls' hearts
 She came and stood right by me
 Then the smell of sweet perfume
 This happened much too soon
 She called me to her room

 Billie jean is not my lover
 She's just a girl who claims that I am the one
 But the kid is not my son
 Billie jean is not my lover

 みんないつも僕に言ってた 行動に気をつけろって
 若い女の子を傷つけるような付き合い方はしちゃいけないよ
 彼女は僕のすぐ傍に立って
 甘やかな香水の匂いを漂わす
 あまりにも早い展開だったんだ
 彼女は僕を部屋に呼んだ

 ビリージーンは恋人じゃないよ
 彼女は僕がただ一人の男だって主張しているけれど
 でも、その子は僕の息子じゃない
 ビリージーンは恋人じゃないよ…
(作詞:マイケル・ジャクソン 和訳:MARIA)

当時、25歳の彼に何が起こっていたのだろう?
恐らくはストーカー的なファン?
これはごく一部だ。
彼の才能に、富に、そしてあまりにも強烈な魅力に…
多くのものが純粋に恋い焦がれる中で、ある者は嫉妬し、陥れようと奔走し…。

それでも彼は愛され続ける。
そこに留まり、満足することができたなら、あるいは彼にはもっと別な人生があり得たのかも…。
愛され続けるからこそ、彼は走り続ける。
決して立ち止まらずに、だけど、どこに向かって?

逸脱した才能に蝕まれた精神と身体…。
ネバーランドに夢と希望を見出しつつ、やがてそこからも追われるように…。

たぶん、マイケル本人には思いも寄らないのだろう。
肌が黒くても、鼻がそのままの形でも、多くのファンは変わらずに、ひたすらにあなたを想い続けたことを…。
あなたのダンスや歌声はそんなものとは関係ない生身のあなた自身が築き上げたもの。

マイケル・ジョセフ・ジャクソン
1958年8月29日 インディアナ州ゲーリーに生まれ
2009年6月25日 カリフォルニア州ロサンゼルスに没する
間違いなくあなたは、時代を担う大スターでした。

謹んで、ご冥福をお祈りいたします。

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コメント

そうか、ビリージーンって25年前なんですね。
父ジョーがマイケルの息子と認め、メモリアルコンサートで親族席に座っていたオマー・バッティさんも25歳。

なにやら、意味深ですね。
ビリージーン

投稿: マイ | 2009年8月 2日 (日) 00時25分

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